カラダ作り誰でもわかる基本7

takashi saito/ 4月 10, 2012/ トレーニング/ 0 comments

今日は、気温15度快晴風もなくトレーニングには、もっとも適した季節到来。
では、いつものようにいきますよ
Q  陥りがちな。非効率的なトレーニング例を教えて下さい。
A まず、筋力トレーニングの前に長時間の有酸素運動をすることは避けたほうがいい。筋力トレーニングを行うと、その直後に成長ホルモンが分泌されて、積極的に筋肉の回復を図る。のだが、先に有酸素運動をやってしまうと、筋力トレーニングのあとの成長ホルモン分泌がおさえられてしまうのである(*9)。だから、長時間の有酸素運動がしたいなら、筋力トレーニングの後にすること。筋力トレーニングの前は5~10分の軽い有酸素運動に留めるようにすることが大事なのだ。また、トレーニングの順序を間違えないことも大切だ。大胸筋や僧帽筋、広背筋などの大きな筋肉を動かすときは、他に補助的に小さな筋肉も働く(*10)。逆に言えば、補助的に働く筋肉が働かなくては、大きな筋肉を動かしにくくなるのだ。そのため、。トレーニングは大きな筋肉から行っていくことが大切。さらに、トレーニングの順番を一度決めたら、ずっと守る。たとえば、胸を鍛えるマシンがあいているから先にやろう、というのはNG、常に同じ順番で、筋肉を鍛えていくようにしたい。
*9 脂肪と成長ホルモンの関係を話そう。成長ホルモンには脂肪分解を促す酵素、リパーゼの量を増やす働きがある。つまり成長ホルモンが多く分泌されるとリパーゼによって中性脂肪が分解されて遊離脂肪酸へと変わる。ところが遊離脂肪酸が増えると、今度はこれによって成長ホルモンが制御されてしまうのだ。いったい何が言いたいのかというと、有酸素運動で脂肪が分解されて遊離脂肪酸が増える。で。その後に筋力トレーニングをしても、遊離脂肪酸によって成長ホルモンの分泌が抑えられてしまう。すると筋肉の修復が難しくなる。まぁこんな理由で有酸素運動を先にしてはいけないのだ。
*10 筋肉が収縮するときに働きの中心となる筋肉を主働筋と呼び、それを手伝う筋肉を共働筋と呼ぶ。
今日は、この辺で終わります。
努力する者は、希望を語り。 怠ける者は、不満を語る。
みなさん、ファイト
THE ZEN CLUB  K&B GYM  ゴリ 齋藤 

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